香箱軸のねじ切られたヘブドマス

動かないというヘブドマスをヤフオクで入手。 開けてみると案の定、角穴車のネジがねじ切られている様子。 普通の懐中は丸穴車が逆ネジである場合が多く、知らずに逆回しして切られてしまうことがあるが、ヘブドマスの場合は角穴車(というか香箱そのものの留め)が逆ネジになっている。 ヘブドマスの香箱や扇風機のファンとかもそうだが、左回りになる物を留めているネジはほぼ逆ネジになっていると思ってよい。 そうでないと回転中にネジが外れてしまうから。

少々強引だが、パーツは外さずに直接地板のネジがあったシャフトにドリルで穴を開け、そこに新しいネジを半田で固定する。 さすがにコテで長時間熱するのは時計に良くないのでW数の高いコテで一瞬でつける。

あとは短く切り落として表面を滑らかにして終了。 正式にはシャフトは抜いて新しく挿げ替えるのが正しいのだが、ヘブドマスのシャフトは滅多な力では抜けず、逆に壊す危険もあるので今回の場合は安全な方法にて対処。 半田は溶接程には強度があるわけではないのだが、香箱は回転方向には凄い力が掛かっているものの、上部方面にはあまり力が掛からないので半田で十分と思います。

ちなみにこのヘブドマスはアンティークではありません、近年物です。  現在でも昔のままのスタイルで作られている珍しい時計です。

弐号 の紹介

時計、テレビ、PC、冷蔵庫、洗濯機、家、車、船、飛行機、なんでも修理しますが、カメラだけは修理できません。
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