ウォルサム・バンガード OHしました

 

↑バンガード・プルミエ、23石ハイグレードモデルです。 鉄道時計として使われる為に抜群の精度を要求された時計です。

 

↑アメリカ製鉄道時計は巻芯(リュウズ)を抜かずに中身が出ます、蓋裏には10金張りとあります。

 

↑香箱を含め全ての回転部分にはルビーが入っており、ルビーも打ち込みではなくネジ留め。 中心の2番車は金製です、ハイグレードモデルでしかお目にかかれない手の込みよう。

 

↑とりあえず全てを外してバラバラに。 結構酷使されていた物と見え、中味は綺麗だがケースの張り金は隅まで全て剥げ、ガラスはあり得ない程キズキズ。 分厚いガラスだから良いようなものの、普通の懐中のような薄いガラスだったらとうに割れているレベル。 業務用はタフに出来ています。

 

↑パーツはベンジンで丁寧に洗って同じところへ戻す、ただそれだけのことなのですが・・・

 

↑一見綺麗な中味なのですが、どういう訳かあちこちに青錆が点在しています、海風で塩でも入ったのでしょうか?

 

↑錆は研磨等で簡単に落とせるのですが、落とした痕はメッキが剥げ地が出て汚くなってしまいます。 しかし簡易メッキがあれば少しくらいの剥げであれば戻せるので、あると便利です。

 

↑インスタントメッキしたコハゼ部分は色合いが若干変っていますが、これはメッキの色というより回りの錆を落とす際の研磨で表面のヘアラインが鏡面状になってしまった為なので仕方ない。 錆落としの際、無地ならまだいいのだが、ペルラージュ(彫りによる模様装飾)してある部分に錆とか出ると、研磨の際に錆と一緒に模様も消えてしまうのでどうしようもないです。

 

↑タイムグラファーで計測。 2本線出ているのでテンプ振り左右で回転差があるようですが、精度は悪くないのでまぁ良しとします。

 

アンティーク懐中の中では鉄道時計が最も信頼性が高いと思います。

弐号 の紹介

時計、テレビ、PC、冷蔵庫、洗濯機、家、車、船、飛行機、なんでも修理しますが、カメラだけは修理できません。
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