スイス製古い懐中 twitherland OHしました

↑直径40mm程の小ぶりな懐中、模様装飾が綺麗です。 OH暦が多かったのかキズが多く、放置期間も長いため錆、チリ汚れがすごい。 竜頭は空回りし不動なので開けてみます。

 

↑とりあえず全部外してみる。 ゼンマイ空回りの理由はゼンマイが香箱真から外れていた。 バラして判った不具合は 1、ゼンマイが香箱真から外れている 2、文字盤の留めネジ2本、ヒゲ持ちネジ1本が根元からねじ切られている 3、ムーブメント固定ネジが紛失 4、穴石割れ 5、テンプにガタがある。 ネジも各所緩んだままの状態だったので、前にバラした人が何かの理由で修理を投げたものと推測、ゼンマイが香箱真から勝手に抜けることはまずないですし。

 

↑ゼンマイの先が曲がっていたので修正して押えが利くようにする。 ちなみにこの曲げ道具は時計用でなく、ユザワヤで売っている手芸ビーズに使用する針金を丸く曲げるペンチです。ゼンマイ板にRを付けるには最適の道具。

 

↑左は外したままの錆びた状態、右は洗浄後。

 

↑左は磨く前の状態 右は磨いた後。 銀製なので磨くほどピカピカになるが、くすんだ状態もまたアンティーク感があって良いです。 でも放置すればいずれくすんで元通りになるのですが。

 

↑タイムグラファーに掛けてみる。 案の定、雑音が多く振動が取れない。 しかしこれは時計の不具合というより懐中の構造によるところが大きい。 元々タイムグラファーは腕時計用に出来ているので、音が反響する構造だと正確に読み取ることが難しくなる。 また、アンクル式にしか対応しないので、シリンダー式なども当然不可。

 

↑内外共洗浄してすっかり綺麗に。 しかしテンプのガタやゼンマイのヘタリ等により姿勢誤差が大きいのが残念。

弐号 の紹介

時計、テレビ、PC、冷蔵庫、洗濯機、家、車、船、飛行機、なんでも修理しますが、カメラだけは修理できません。
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